
入社当時から驚かされていたのは、取り組みの多さでした。あけぼの会を支える委員会の数々。歩きたい想いの実現と話せる喜びを取り戻したいという方のためのサービス「歩行と言葉のリハビリ空間なごみ」の実現。リハビリや役割作業をするともらえる施設内通貨テーラを利用しカフェや花園マーケットという売店で使用できるのも、このあけぼの会ならではです。新しい取り組みへ挑戦し続けることがあけぼの会の魅力のひとつです。

この施設で働いて1年7ヶ月が経ちました。働いていく中で、自分にこうしたほうがいいのではないかという想いが、ふと芽生える時がありました。お風呂でリラックスしてもらうために音楽を流したい。アロマを使用してみたい。レクリエーションを業務内に組み入れたい。これらは、自分が実際に思い感じたことです。その通常業務の中で疑問に思った事や感じた事を上司の方や先輩方が親身になって一緒に考えて下さり、実現できるよう、時には行動に移してくれることで全力で応援してくれます。

私は、笑顔には特別なものを感じます。誰かが笑顔になるとつられて他の人も笑顔になり、気持ちが良くなったり、今では、認知症の予防効果になるとも言われているそうです。
企画で、畑でのイモ掘り作業を行ったことがありました。あまりやる気ではなかった利用者様が、外に出るなりイモのツタを引っ張ったり、イモを探したりと意欲的に行ってくれることがありました。企画を通して、利用者様の喜ぶ姿を見ることができました。企画以外にも納涼祭や収穫祭等の行事は、利用者様がとても喜んでくれます。日々の関わりの中でも「歩けるようになった」等たくさんの嬉しい声と笑顔をいただけます。利用者様を笑顔にするためには、どうするべきか、それをいろんな場面で形にできるのもあけぼの会の魅力のひとつだと思います。